蓄電池の価格相場

家庭用蓄電池の購入を検討しているものの、相場が分からないということはないでしょうか。蓄電池の価格は、メーカー、容量、工事費用などで変わってくるため、相場を把握しにくいというのが現状です。

今回は、家庭用蓄電池の価格相場について、製品ごとのおおよその価格を紹介します。価格の目安を知ることで、選ぶときに比較検討しやすくなるでしょう。さらに、蓄電池を安く買う方法についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

家庭用蓄電池の価格を比較して相場を知ろう!

家庭用蓄電池の価格相場を製品ごとに紹介しますので、それぞれの価格を比較してみましょう。なお、価格相場には工事費も含まれています。

製品容量価格相場
オムロン「住・産共用フレキシブル蓄電システム」9.8kWh約142万8000円
京セラ「EGS-LM72BⅡ」7.2kWh約141万7000円
シャープ「クラウド蓄電池」4.2kWh約122万8000円
パナソニック「リチウムイオン蓄電システムスタンドアロンタイプ」5kWh約80万円
NEC「小型蓄電システム」7.8kWh約161万4000円
東芝「エネグーン」6.6kWh約151万9000円
Qセルズ「ハイブリッド蓄電システム」5.6kWh約100万円
Looop「Looopでんち蓄電ハイブリッドシステム」4kWh約89万8000円

次に紹介するのは、蓄電池補助金事業の指標となる「環境共創イニシアチブ」による算定価格です。

算定価格には、基準価格(A値)と目標価格(B値)で示されています。基準価格(A値)とは市場価格をもとに国が定めた価格、目標価格(B値)とは国が設定した蓄電池の目標価格のことです。

製品ごとに、基準価格(A値)と目標価格(B値)が示されています。販売価格やメーカー小売希望価格とは異なるため、参考程度にしましょう。

製品容量算定価格
エリーパワー「定置型蓄電システム・パワーイエ6EPS-11」6.2kWh約64万4000~141万7000円
長州産業「リチウムイオン蓄電システムCS-LPD50A1」5.0kWh約54万9000~109万7000円
田淵「ポータブル蓄電システムESC-C-S50B-LB」5.0kWh約54万9000~109万7000円
ニチコン「系統連系型蓄電システムESS-U1N1」7.2kWh約73万~155万7000円

価格相場はメーカーや容量、機能、寿命、保証などによって異なります。単純に安いからよい訳ではないので、それぞれの性能を比べて、自分に最適な製品を選ぶことが大切です。

家庭用蓄電池 1kWhあたりの価格が最も安い機種は?

蓄電池の安い機種

比較しやすくするために、製品ごとの1kWhあたりの価格相場を安い順に紹介していきます。それぞれの価格相場には工事費も含まれています。

製品1kWhあたりの価格相場
オムロン「住・産共用フレキシブル蓄電システム」約14.6万円
パナソニック「リチウムイオン蓄電システムスタンドアロンタイプ」約16万円
Qセルズ「ハイブリッド蓄電システム」約18万円
京セラ「EGS-LM72BⅡ」約20万円
NEC「小型蓄電システム」約21万円
Looop「Looopでんち蓄電ハイブリッドシステム」約22万円
東芝「エネグーン」約23万円
シャープ「クラウド蓄電池」約29万円

次に挙げる価格相場は、環境共創イニシアチブによる算定価格から1kWhの価格を算出しているため、参考程度としてください。

製品1kWhあたりの算定価格
ニチコン「系統連系型蓄電システムESS-U1N1」約10~12万円
エリーパワー「定置型蓄電システム・パワーイエ6EPS-11」約10.2~23万円
長州産業「リチウムイオン蓄電システムCS-LPD50A1」約11~12万円
田淵「ポータブル蓄電システムESC-C-S50B-LB」約11~12万円

一般的に、容量が大きく、機能性や保証が充実しているほど、相場価格が高くなる傾向があります。価格だけでなく、家庭で使いたい容量や機能、保証期間などを比較して検討するといいでしょう。

蓄電池メーカーについての詳細は、以下の記事を参考にしてください。

蓄電池メーカー紹介記事 一覧

2019年度の補助金が使えるメーカー・機種

蓄電池の補助金が使えるメーカー

蓄電池を導入するなら、できるだけ補助金を利用して導入費用を抑えましょう。2019年度は、国や地方自治体による補助金制度が利用できます。ここでは、2019年度に蓄電池に使える補助金と、補助金の対象となる蓄電池を紹介します。

2019年度に蓄電池に使える補助金

2019年度に蓄電池に使える補助金には、一般社団法人環境共創イニシアチブの「災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金」があります。補助金を受けるには、登録申請をして審査を受けなければなりません。

補助金の対象になるのは、10kw未満の太陽光発電設備を併設する家庭用蓄電池で、遠隔でグリーンモード運転ができることが条件です。グリーンモード運転とは、できるだけ電力を自給自足するために運転を効率化するモードのことです。グリーンモード固定で運転できる機種の場合にも、補助金の交付を受けることができます。

そのほか、地方自治体で蓄電池の補助金制度を設けているところがあるので、対象となる自治体の窓口で確認しましょう。

2019年度の詳しい補助金情報は、こちらで確認してください。

2019年度補助金情報

補助金の対象となる蓄電池の機種

一般社団法人環境共創イニシアチブの、2019年度「災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金」の対象となる蓄電池は、多くのメーカーで製造、販売されています。対象機種を出しているメーカー名と主な対象機種を紹介しますので、チェックしておきましょう。

また、補助金交付が決定する前の蓄電池の契約・発注に関しては対象外になります。補助金の申請をして審査が通り、交付が決定してから蓄電池を契約する流れになるよう、事前によく確認することが大切です。対象となる主な製品は次のとおりです。

株式会社エヌエフ回路設計ブロック
「LL3098HOS/A」「LL3098HOS/B」「MS3098ーDM/A」「MS3098ーDM/B」など。

エリーパワー
「EPSー20Hー100」「EPSー20Hー200」「EPSー30D」「EPSー30DR」など。

オムロン
「KPACーA25ーPKGーMM」「KPACーA40ーPKGーMM」「KP96S2ーPKGーMMB」「KP110S3ーPKGーMMB」など。

京セラ
「EGSーLM72AIV」「EGSーML0650」「EGSーML1200」「EGSーLM1201」など。

シャープ
「JHーWBP46」「JHーWBP27D」「JHーWBP30D」など。

田淵電機
「EKH2A」「EKH1A」「EKH1B」など。

長洲産業
「CBーHYB02B」「CBーHYB04A」「CBーHYB03AX」など。

ニチコン
「ENGーB7430A5ーN1」「ESSーU1N3」「ESSーU2M1」など。

パナソニック
「PLJー255GM1RN2」「PLJーB21A」「PLJー255338KN1」など。

Looop
「LPーPKGーHB0101」。

蓄電池の価格は見積りを取ってみないとわからない

蓄電池の価格は、実際に見積りを提示されてみないと、いくらになるのかわかりません。そもそも、蓄電池を設置するためには、本体価格のほかに設置費用や電気系統の工事費用もかかるのです。そのため、施工店によって見積りの価格に差が出てしまいます。

太陽光発電を一緒に設置する場合は、ハイブリッド蓄電池が最適です。ハイブリッド蓄電池とは、太陽光発電と蓄電池のパワコンを1台にまとめた機種です。太陽光発電で発電した直流の電気を直接蓄電池に貯めることができるため、変換ロスが少なくなります。後付けする場合も、変換効率を考えるとハイブリッド機種への買い替えが必要です。

そのため、ハイブリッド蓄電池に買い替えるかどうかによっても、トータルの費用が変わってきます。面倒でも複数社から見積りを取って、価格を比較する必要があることを認識しておきましょう。

また、設置後のメンテナンス費用については、有償の場合と無償の場合があります。長期にわたり使用する蓄電池は、メンテナンス費用が必須になるので、購入時に確認することも必要です。

蓄電池の価格相場は一括見積りでチェック

蓄電池を安く買うには、できるだけ多くの業者で価格を比較する必要があります。蓄電池を導入したい気持ちはあっても、業者に複数の見積りを個別に依頼し、それぞれを比較するのは大変です。

その点、一括見積りなら時間や手間がかかりません。簡単に最適な蓄電池の料金を比較できるメリットが得られるでしょう。複数の業者を比較することで、家庭ごとの希望条件に合った蓄電池の相場がすぐにわかります。

蓄電池の価格相場は、本体価格以外にも設置工事の費用も含まれるため、実際に購入するときにはあまり当てにはなりません。一括見積りなら、現地を見た上での見積りが得られるため、条件に合った業者のなかから最も安いところが見つけられるのです。

蓄電池の購入を検討するなら、タイナビ蓄電池の無料一括見積りで価格をチェックしてみましょう。