蓄電池を導入するには、当然それ相応の費用が必要です。昔は蓄電池の価格は非常に高価でしたが、年々価格が下落し、最近は購入しやすい価格になってきています。ここでは、そんな蓄電池を導入する時にかかるさまざまな費用について、詳しく説明していきましょう。
蓄電池の導入費用
蓄電池には、蓄電池の導入費用は、主に以下の3つの費用です。
説明していきましょう。
蓄電池の本体価格
蓄電池の本体価格は、メーカーや容量、機能で変わってきます。最近はパワーコンディショナーの機能と同じハイブリッド蓄電池もでてきています。
設置工事
屋外に設置するのか、屋内に設置するのかにより、工事内容は異なります。工事費は安いほうがもちろんいいですが、しっかりと工事をしてくれる施工店を選択したほうが安心です。
電気工事
配線工事、太陽光発電との連携工事など、電気工事などが必要です。
上記のトータル費用で導入費用が決まります。特に、本体価格はどの販売施工店でもあまり変わりませんが、設置工事と電気工事が販売施工店によって大きく変わります。見積りの際には、設置工事費と電気工事に注目をしましょう。
蓄電池の導入費用は年々下落
家庭用、産業用蓄電池ともに年々価格は下落しています。経済産業省では、蓄電池の低減化を目標としており、国全体で蓄電池の普及をしています。

2017年度VPP補助金で導入された家庭用蓄電システム平均価格:18.8万円/kWh (※SII申請受付実績データ)

2017年度VPP補助金で導入された産業用蓄電システム平均価格:20.8万円/kWh
(※SII申請受付実績データ)
引用:『定置用蓄電池の価格低減スキーム』平成29年3月8日 資源エネルギー庁 新エネルギーシステム課
家庭用・産業蓄電池の導入費用
一般家庭で導入される蓄電池の容量は、家族構成にもよりますが、4.5kWh~12.0kWh程度です。
9.8kwの蓄電池を導入した場合、蓄電池の導入価格は150万~200万程度です。
産業用蓄電池の導入費用
産業用蓄電池は、家庭用蓄電池の約1.5倍程度のキロワット単価が相場になっています。
インターネットネット上を検索していると、いろいろな価格が見受けられますが、メーカー、種類、販売施工店の工事費などによって価格には大きく幅があります。
できるだけ安く購入できるよう、当サイトのような見積りサイトで、必ず複数社の見積りを比較することがより安く導入するコツです。
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蓄電池は太陽光発電とセットで
蓄電池の購入には、太陽光発電とセットで購入することで、電気料金を大幅に削減することができます。
1993年当時の家庭用太陽光発電システムの価格はおよそ370万円でしたが、2018年になると100万未満での購入も可能となっています。
しかしその費用も、余剰電気を売ることができる売電収入により回収可能なので、家庭や企業によっては、何年かで設備投資分を取り返して、その後は黒字になったというケースもあります。

補助金制度を活用しよう
それでも費用に心配があるという方には、補助金制度を利用することをオススメします。
これにより、個人や法人で割安に蓄電池を導入することができるのです。設置する蓄電池や機器の種類によって違ってきますが、都道府県や市町村でも導入に関する補助金事業を設けているところがあります。
ぜひ一度チェックしてみてください。
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