蓄電池で「元」が取れるか

近年注目が集まっている家庭用蓄電池の導入を検討する際には、果たして元は取れるのか、と疑問に思う人もいることでしょう。

2019年頃は蓄電池を導入を検討している人の多くは、10年前に太陽光発電を設置して売電期間が終了する方が大半でしたが、2021年現在は太陽光発電を導入と同時に蓄電池をセット購入する方が大半となっています。※タイナビ調べでは約7割
これは太陽光発電の購入費用が大きく下がった事と蓄電池に対する補助金が出ている為と考えられます。

確かに蓄電池は高額なので、導入後の収支は気になるポイントです。投入した初期費用の回収は実際にできるのでしょうか。

この記事では、太陽光発電設置済みの方が蓄電池で元が取れるかを検証するシミュレーションを行います。そのうえで、初期費用の回収を可能にする電気料金プランとは、どのようなものかを解説していきます。家庭用蓄電池を導入するときの持ち出し額を、できるだけ抑える方法や太陽光発電と蓄電池セットで購入する方法がなぜお得なのかを紹介するので参考にしてください。

家庭用蓄電池で「元を取る」とは?

そもそも蓄電池で「元を取る」とはどういう状態か、振り返っておきましょう。ここでは、夜間と日中の電気料金の差額を利用して節約し、蓄電池の導入にかかる費用を相殺することについて解説します。

夜間に安くなる電気料金プランで得する仕組み

多くの電力会社には、夜間の電気料金が割安になるプランが用意されています。1日のなかで夜間は電力需要が減る傾向にあるため、昼間よりも安く料金を設定しています。できるだけ夜間と昼間の電力使用量の差を減らして、効率的に電源を稼働したいという狙いがあるからです。

家庭用蓄電池を利用すれば、割安な夜間電力を貯めておけます。貯めた安い電気を電気料金が高い昼間に使えば、その分節約することができるというわけです。

https://www.tainavi-battery.com/library/306/

逆に電気代が高くなってしまうパターンもある

ただし、一般的な夜間の電気料金が割安になるプランでは、昼間の電気料金が高額になる点には注意しましょう。たとえば、昼間に常時在宅し家電を多く利用する場合は、かえって高くなる可能性もあります。

昼に電気をたくさん使う家庭や、そうでない家庭などライフスタイルによって節約効果に差がでます。電気代が高い時間帯の消費電力を、蓄電池でまかないきれるかがカギです。

余裕を持って大容量の蓄電池を買うと設置費用が高額になってしまいますので、日中の電力消費を減らすか、太陽光発電で昼間に消費する電力を作る選択肢も出てきます。現在、蓄電池自体にAIの技術が搭載されており、各家庭の時間帯別の電気使用量やお天気情報を予測した太陽光発電の発電量を予測して経済メリットを最大化できるようになっております。

2021年現在は太陽光発電の住宅用平均設置容量である4kWの場合60~70万円程度に安くなり、太陽光+蓄電池のセット使いで貰える補助金もあります。むやみに大きい蓄電池を買うよりも、小型〜中型蓄電池+太陽光発電のほうがトータル費用を抑えられるケースも出てきます。
※4kWの場合60~70万円はタイナビなどの一括見積り比較サイトを利用した場合

そういった意味では太陽光発電を設置している方は昼間発電した電気を自家消費・売電・蓄電池に貯めるといった選択肢があるので、蓄電池を設置する方は必ず太陽光発電が必須と考えます。

太陽光発電と蓄電池を同時に買うお見積りは、こちらから無料でお申し込み頂けます。

家庭用蓄電池で元が取れるのか?計算に必要な3つの要素

家庭用蓄電池で元が取れるのかどうかを計算するためには、導入時に必要な蓄電池の費用もおおよそ知っておかなければなりません。ここでは、初期費用や電気料金プラン、電気使用料の目安など、計算するために必要な3つの要素について説明します。

家庭用蓄電池の初期費用

シミュレーション

家庭用蓄電池は、4kwh程度の小さいものでも80万円以上、中・大容量・高品質にものでは150万円~200万を超えるものもあります。この価格差は製品ごとの蓄電容量や家全体に電気を供給できる/できないなどの機能性、施工店の工事コストによります。

家庭のニーズに合う機種を選び、業者の見積もりを見比べてより良い条件の買いものをしてください。

https://www.tainavi-battery.com/library/172/

検証:夜間電力を使ってどれだけお得になるか

電力の夜間料金が、日中と比べて1kWh当たり9.41円程度安くなるプランもあります。これは、東京電力の「夜トク8」と「スタンダードプラン」を比較したケースです。ほかの電力会社の場合でも、夜間料金が割安になるプランを選べます。

総務省統計局の家計調査によると、1日当たりの電気使用量は13.1kWhとなっています。これをもとに、1カ月当たりの使用量を計算すると約406kWhです。

この家計調査に戸建て以外のマンション・アパートも含まれるので実際の戸建ての
電気使用量は600kWh/月~800kWh/月となります。
同居家族が多い家庭であったり、近年のコロナ過でテレワークが主流となり、
自宅で過ごす時間が増えている家庭では電気使用量は増えている事が予想されます。

蓄電池購入時に夜間安いプランに電気料金プランに変更すれば、蓄電池の導入により1か月の経済メリットは3500円~5500円(年間:4万~6万)となります。

6kwh蓄電池の購入費用を100万と仮定した場合、元が取れるまで15年は最低かかる計算となりますので、国や自治体が蓄電池に対して多くの補助金を出して元を取れる期間を約10年ぐらいに短くするようにしているのが理解できます。
※2021年度の国からの補助金では1kwあたり、4万円の補助金が出ております。

寿命までに元が取れるのか

「補助金等を活用した場合に、蓄電池の設置費用を回収するまでに10年以上かかるなら、寿命が先に来てしまう」という印象がありますよね。元を取るまでに寿命が来れば、買い換えなければならないので元を取ることなど不可能、とお考えかもしれません。

 

家庭用蓄電池の寿命は15年ほどですが、何より蓄電池は寿命が来てもすぐに壊れるわけではないという特性があります。

 

蓄電池は寿命を超えても使い続けることができる

寿命を迎えた蓄電池は、壊れるというよりも「蓄電容量が減少していく」といわれています。スマートフォンなどの充電が年々減りが早いと感じたことはありませんか?それと同じような考えとなります。

どれくらい減少するかは、メーカーや電池の種類や蓄電池の使い方などにより異なるため一概にはいえません。一般的には、10~15年経っても、それ以前の70%程度になるくらいと認識しておけばいいでしょう。

 

それでも蓄電池を設置する人が増えている切実な理由

家庭用蓄電池は、太陽光発電のように元を取り、経済メリットを出し続ける製品ではなく、長期間でせいぜい元を取るのが限度と考えたほうが良いでしょう。

それにもかかわらず、蓄電池が注目され導入する人が増えているのは、
導入するだけの利便性が認められているです。

【蓄電池のメリット】

  • 停電時の備えになる
  • 太陽光発電と組み合わせて自家消費できる
  • 電気代を節約できる
  • 電気料金の値上げの影響を受けにくい

蓄電池には、停電時の備えになるという大きなメリットがあります。

台風や豪雨などの影響で停電が起こると予想されるときに、前もって蓄電池に電力を確保しておけば安心です。停電しても蓄電池に貯めておいた電力をすぐに使えるので、生活に必要な冷蔵庫やエアコンなどの家電をしばらくの間使用できます。

蓄電池を太陽光発電と組み合わせて、電力を自家消費するというライフスタイルにも注目が集まっています。エコロジーであるのはもちろんですが、電気代が高騰するなかでの経済的なメリットも大きいでしょう。

電気代を抑える工夫ができるうえに、停電の備えになるなど費用をしのぐ利便性があることも、蓄電池の見逃せないポイントです。

持ち出し金額を抑える2つの方法

電気の節約以外にも、持ち出し金額を抑える2つの方法があります。

  • 補助金を使う
  • 一括見積りを使う

蓄電池は、適正価格で設置し、初期費用を抑えるのも重要なポイントです。蓄電池を導入する段階で数社から見積りを得て、価格を比較する「一括見積り(相見積もり)」があります。

なぜ一括見積りで蓄電池が安くなるの?

  • 他の販売会社と比べられるから価格で勝負する
  • サービスも大事だから丁寧に接客する
  • 面倒な価格交渉なしでも、一括見積りは【仕組み】で安くなる
  • <重要>ご自身の家庭に適切な蓄電池容量の提案を受けれる

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蓄電池が安く買える一括見積りの「競争力」

蓄電池で電気代を節約できるものの、購入価格を全てカバーできるかといえば難しい…。やはり、蓄電池を検討する上で最も大きなハードルになるのは、高額な初期費用といえるでしょう。蓄電池は容量によって金額が大きく異なります。
電気使用量が少ないのに、大きな蓄電池を購入する必要はありません。
見積比較サイトを利用して安い金額だけでなく、適切な容量を蓄電池を選定する事がポイントとなります。

一般家庭にも使える補助金制度がありますが、それと併せて可能なかぎり安く蓄電池を買う方法があります。誰でも使えて費用もかからないサービスが、タイナビ蓄電池の「一括見積り」です。

タイナビ蓄電池の無料一括見積りなら、最大5社までの一括見積りで初期費用の比較検討が簡単にできます。ご紹介先の業者は完全登録制で事前チェックを通った優良業者のみですので、プライバシーや安全性を守る仕組みも万全です。

安くて優良な蓄電池をお求めでしたら、ぜひタイナビ蓄電池の無料一括見積りにお申し込みください。

<補足:豆知識>
太陽光発電と蓄電池をセットで購入検討中の方は、夜間に安い電気料金を蓄電池に充電して昼間にその電気を活用することで、昼間の電気料金を下げるだけでなく、太陽光発電の売電収入を増やす事が可能です。この手法はダブル発電と呼ばれております。
2019年以前はこの手法利用した場合に通常より低い売電単価が適用されておりましたが、2021年現在は同じ売電単価19円/kWhが適用されております。
蓄電池をフル活用して太陽光発電からの電気を最大限売電に回る事で、太陽光発電のみではなくセット購入が主流となりつつあります。