蓄電池メーカーまとめ

家庭用蓄電池は太陽光発電と組み合わせた節電効果や、停電時の非常用電源といった電気を貯蔵する機能に注目が集まり、普及が進んでいます。

ここでは、国内外で家庭用蓄電池を製造・販売している主なメーカーをまとめました。蓄電池の容量や性能、機能などはメーカーによって異なるため、各メーカーの特徴を知り、家庭のニーズに合わせて選びましょう。

アンフィニ

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アンフィニは、太陽電池の材料となるシリコンのリサイクル事業を長年行ってきた企業です。工場などから排出されるシリコンを世界中から集めて再利用することにより、環境保全に貢献しています。

アンフィニは太陽光発電だけでなくバイオマス発電などにも従事しており、自然環境保護への取り組みで高く評価されているメーカーです。

アンフィニが提供するハイブリッド蓄電システム「JSB-H5503T18-SET」は、日本国内で製造されている蓄電池「Japan Battery」を採用していることが特徴のひとつです。国産品を選びたい人なら、アンフィニがおすすめといえます。ハイブリッドタイプでパワーコンディショナが1台で済み、太陽光発電との相性も抜群です。

ACR

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ACRは、机の下に入るほどコンパクトなサイズに大容量バッテリーを備える蓄電池の国内メーカーです。家庭にも、オフィスにもカンタンに設置できます。

自動車技術を活かした電池モジュール・電池パック・本体の三重カバーで、安全性を重視した製品を開発してきました。フル充電、フル放電を繰り返しても劣化が少ないため、長期間の使用も可能です。

エアコンや掃除機など、起動電力が大きい家電も使えるのが、他とは違うポイントです。

エナックス

エナックス DC出力蓄電池【産業用】

エナックスは、オフィスや病院、公共施設などで使える蓄電システムを提供している会社です。蓄電池「PBACシリーズ」は、災害時に持ち運びも可能なポータブル電源として開発されました。

DC出力ができるのが最大の特徴。コンパクトながら、2つの機器へ同時に電気を供給できます。屋内や、移動イベントなどにも最適です。

NEC

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日本を代表する電機メーカーであるNECは、リチウムイオン電池の開発において20年以上の歴史があり、高性能な蓄電池を製造・販売しています。家庭用に特化したコンパクトで機能性の高い蓄電システムは、すべての製造工程を国内で行ってきました。

衝撃や高温にも耐えうる自動車技術を採用したことで、安全性と耐久性に優れているのが特徴です。

ユーザーサポートの手厚さについてはNECが抜きん出ています。なかでも、無償で定期点検(直接点検)をしてくれるメーカーは珍しいといえるでしょう。

エヌエフ回路設計ブロック

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1959年設立のエヌエフ回路設計ブロックは、電源や電子部品の開発・製造を行っている会社です。伊藤忠商事やDMMなど、身近なメーカーから販売されている蓄電池を製造しています。

特に、伊藤忠商事が販売する「SmartStarL(スマートスターL)LL3098HOSシリーズ」は、大容量の蓄電池の中でも、よく知られた存在です。エヌエフ回路設計ブロックの家庭用蓄電池は蓄電容量が9.8kWhあります。

ちなみに、平均的な4人家庭が1日に消費する電力は約10kWhです。エヌエフ回路設計ブロックの家庭用蓄電池なら、4人家族が1日に必要とする電力をまかなえるので、災害時の備えとしても心強い蓄電池といえるでしょう。

エリーパワー

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エリーパワーは、安全性や耐久性を優先した蓄電池を製造・販売しています。住宅用/産業用に機種を展開し、サイズと容量のバリエーションが豊富です。

家庭用でも大容量の定置用蓄電池から、小型の2.5kWhで室内キャスター付きの「POWER YIILE 3(パワーイレ・スリー)」など、さまざまな製品がラインナップ。使いたいシーンに合わせて選べます。

オムロン

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オムロンの家庭用蓄電池は小型で軽量の上に静音設計。屋内に設置しやすく、高変換効率で、耐久性にも優れています。湿気にも強い構造で水滴なども入り込まず、脱衣所への設置も可能になりました。

太陽光発電用ハイブリッド蓄電システムも展開しています。太陽光発電の電気を、ムダなく自家消費するのに最適です。

京セラ

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京セラの蓄電池は、太陽光発電と合わせることでエネルギーを総合的に最適化するのに適しています。

3つの機種は、太陽光の電気を直流で貯める効率重視タイプ、大容量タイプ、必要最小限のコンパクトタイプ。蓄電池ユーザーのライフスタイルやニーズに合わせて選べます。

京セラの蓄電池は、SII(一般社団法人環境共創イニシアチブ)の補助金交付対象です。

三洋工業

三陽工業蓄電池【産業用(公共施設)】

三洋工業は総合金属建材メーカーで、リチウムイオン蓄電池の販売を行っている会社です。太陽光発電と蓄電システムを合わせた「サンライトスクール」は、防災対応に特化した構成。

用途に合わせて16.9kWhから50.7kWhまで増設することも可能で、学校など大型施設向きです。

GSユアサ

GSユアサ蓄電池【産業用】

GSユアサは産業用蓄電池を製造、販売しています。自動車などの蓄電池で世界的なシェアを誇るメーカーとしてご存知かもしれません。

太陽光発電向けのハイブリッド蓄電池は、設備の規模に合わせた機種が選べます。必要な容量を持ちながら、余分なコストと設置スペースを取られません。

シャープ

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シャープの蓄電池は、単体でも使えますが太陽光発電と組み合わせても効果的です。家庭の節電と売電を効率よく行えます。

夜間電力を充電して使う、売電に特化する、自給自足を効率よくするという3つのモードが使い分けられます。太陽光発電の余剰電力も利用すれば、節約効果が高まるでしょう。

コンパクトサイズで設置スペースを小さくし、工事の簡略化で設置コストを削減。スリムな屋内用も出ています。

スマートソーラー

スマートソーラーは、メガソーラー事業など大規模太陽光発電の分野に40 年以上も携わってきた企業です。積み重ねた技術を元に、家庭用蓄電システムも自社開発し、展開しています。

スマートソーラーの蓄電システムは、大容量・高性能・高品質でありながら低価格がコンセプトです。

蓄電容量11kWh台と大容量のため、余剰電力をほぼすべてて蓄電し、4人家族の1日の消費電力をまかなうことができます。低価格を実現できるのは直販モデルであるからです。特に、太陽光発電との連携で強みを発揮するシステムのため、電力自家消費のライフスタイルと相性がよいといえます。

住友電気工業

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住友電工は、世界トップクラス・日本最大手の非鉄金属メーカーとして、1920年以来、高い実績を作ってきました。ワイヤーハーネスや化合物半導体、電子ワイヤーについてはシェアNo.1を占めています。情報通信や自動車などの分野を中心に活躍する一方、再生可能エネルギーの活用にも力を入れており、蓄電技術の開発なども盛んです。

住友電工の蓄電池には、スタンドアロン型の「POWER DEPO®II」と、変換効率の高さを特徴とする家庭向け小型蓄電池「POWER DEPO®III」があります。「POWER DEPO®III」はSIIの補助金対象機種です。

ソニービジネスソリューション

ソニービジネスソリューションの蓄電池【法人用】

ソニービジネスソリューションの蓄電システムは、法人向け専用のラインナップです。大容量・高出力の蓄電池に、太陽光発電と連携できるハイブリッド蓄電池。無停電電源装置(UPS)も揃えており、事業の蓄電ニーズの全てが揃います。

田淵電機

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田淵電機は、電源機器やトランス(変成器)の技術に定評がある電気機器メーカーです。エネルギー関連事業にも力を注いでおり、太陽光発電のパワーコンディショナにおいては住宅用の国内累計シェア1位を誇ります。

田淵電機が展開する蓄電ハイブリッドシステムは「EIBS(アイビス)」シリーズです。2020年からは従来のコンパクトなタイプだけでなく、大容量の蓄電池となった全負荷型のEIBS7(アイビスセブン)もリリースされました。EIBS7は200V出力への対応を業界で初めて実現した機種でもあり、停電時にもエアコンやIHコンロなどを含めた家全体の電力をまかなうことが可能です。

田淵電機の蓄電池システムもSIIの補助金対象となっています。

中央物産

enenovaの蓄電池【住宅用】

幅広いニーズに応える「enenova」ブランドを立ち上げ、蓄電池システムの開発、販売を行っています。住宅用蓄電池でありながら大容量・高出力に加えてUPS(無停電電源装置)を備えており、停電でも止められない重要家電やパソコンのデータを守ります。

産業用蓄電池のラインナップも豊富で、細かなリクエストへのカスタマイズにも対応できるのが特徴です。個々のニーズに合わせて、サイズや機能を選ぶことができます。

長州産業

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長州産業は、住宅関連の機器メーカーとして高性能の製品を展開している企業です。

長州産業が提供する蓄電池は寿命が長く、機器保証期間も15年と長いため、安心して使える点が魅力といえます。

多彩なラインナップの蓄電池を出しており、さまざまなライフスタイルに対応していることも特徴です。主な蓄電池には重量52kgで世界最小クラスの「CB-LMK65A」、長寿命で安全性の高い「CB-42CR2B」、スタンドアローンタイプ蓄電システム「へやまる」などがあります。

長州産業の蓄電池もSIIの補助金対象です。

デルタ電子

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デルタ電子は1971年に創業された台湾の電子メーカーです。再生可能エネルギー関連機器にも力を入れており、特に太陽光発電用のパワーコンディショナは全世界で70万台以上の出荷実績を持ちます。

デルタ電子の蓄電システム「SAVeR-H」は、パワーコンディショナ1台で太陽光発電と蓄電池への充電をコントロールできるハイブリッドタイプです。シングルバッテリー(蓄電容量5.6kWh)とダブルバッテリー(蓄電容量11.2kWh)の2機種を展開しています。ダブルバッテリーなら電力容量の多い家庭にも対応可能です。

デルタ電子の蓄電システムもSIIの補助金対象です。

デンソー

デンソーの蓄電池【住宅用/法人用】

デンソーは10年の長期保証が付いた家庭用リチウム蓄電池を販売しています。11.1kWhという大容量の家庭用蓄電システムでは、停電などの際に24時間分の生活に必要な電気を供給することが可能です。

また、急な停電に備え、貯めた電力の30%を常に確保できるようになっている仕組みになっています。経済性と環境性それぞれに適した運転モードで、お好みのタイプを選べることも特徴です。

ナユタ

ナユタの蓄電池【法人用】

ナユタは医療現場にも使える非常用蓄電システムが充実しています。非常用ポータブル電源などを販売しています。豊富な運用実績を持っているので十分なサポートも得られるでしょう。

ニチコン

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ニチコンは家庭用蓄電システムの生産台数を大きく伸ばし、2016年3月時点で生産台数世界1位に。その理由は、徹底した品質管理で安定した生産を目指しているからでしょう。

ニチコンの蓄電池は、南側や酷寒の北海道でも屋外設置が可能。室内リモコンで充電量のチェックや運転モード切り替えが簡単です。太陽光発電との連携でダブル発電の選択や、経済優先モード・環境優先モードなど多彩な運転パターンが選べます。

配線工事要らずで賃貸住宅にも最適なポータブル蓄電池も登場しています。

ニチコンの据え置き型蓄電池もSIIの補助金対象です。

パナソニック

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パナソニックは蓄電池だけで使えるリチウムイオン蓄電システム(住宅用/産業用)と、太陽光発電と併用する住宅用創蓄連携システムを展開。

独自の「壁掛け型蓄電池」は業界初の壁掛けタイプで、設置する場所を選びません。大容量の蓄電池は停電時に自動給電を始める機能を持ち、冷蔵庫やパソコンのように電気を切らしたくない家電に最適です。

パナソニックの蓄電池もSIIが指定する補助金交付の対象です。

ハンファQセルズジャパン

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ハンファQセルズジャパンは、韓国の大手企業「ハンファグループ」の日本法人として設立された企業です。太陽光発電の輸入販売事業などを展開しており、住宅への太陽光発電の設置数では、4万6000棟を超える実績を持ちます。

ハンファQセルズのハイブリッド蓄電システムでは、「HQJB-Aシリーズ」が代表機種で、SIIの補助金対象になっています。蓄電ユニットが屋内据え置きタイプなので、屋外に設置スペースが取れない人や家の外のスペースを広く保ちたい人におすすめです。

Looop

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Looopは自然エネルギーを利用した電力小売事業を行っている企業です。もともとは太陽光発電のメーカーでしたが、現在では電力事業や蓄電池の販売も手がけています。

Looopの蓄電池「Looopでんち」の特徴は、AI機能を搭載するなど高性能ながら本体価格が100万円を切っており、他社と比較して圧倒的にリーズナブルなことです。また、Looopならではのサービスとして、Looopでんちを導入する人が「Looopでんき」と契約すると、電気料金がお得になるプランがあります。

Looopは、特に、初期費用を抑えたい人や電気代を節約したい人におすすめです。「Looopでんち」もSIIの補助金対象機種に登録されています。

4Rエナジー

4Rエナジーの蓄電池【住宅用】

4Rエナジー(フォーアールエナジー)は日産自動車と住友商事によって設立。家庭用蓄電池の製造・販売に、車載用のリサイクルを行っています。4Rエナジーの住宅用蓄電池は、家中の照明やコンセントに対して電気を供給。停電時にもエアコンが使えます。

太陽光発電との併用に適した機能性に加え、12kWhの大容量にもかかわらず奥行き31cmの薄型設計。EV/PHEVの充電器も同メーカーで購入できます。

テスラ

テスラの蓄電池

テスラはアメリカの電気自動車メーカーとして設立され、蓄電システムの開発にも力を入れている企業です。低価格の家庭用蓄電池として開発した「パワーウォール」が販売国で人気となり、その後、「パワーウォール2」もリリースされました。

テスラの蓄電池は日本でも2019年に正式発表され、海外で「パワーウォール2」として販売中のタイプが国内販売版の「パワーウォール」となっています。直販方式によって低価格を実現しました。13.5kWhと大容量のため、2LDKの一般家庭が必要とする電力の1日分をまかなうのに十分な製品です。

家庭用蓄電池はメーカーや製品の特徴を見極めて選ぼう!

家庭用蓄電池は、使用目的に叶う製品を選ぶことが大切です。普段の電気料金を節約する、停電時の非常用、太陽光発電と併用するなら売電収入増といった、重要視するシーンを明確にするといいでしょう。

メーカーごとの特徴や、蓄電池の容量・大きさ・機能などを総合的に判断し、目的に合ったものを見極めて選ぶことをおすすめします。本体価格と設置費用は販売会社により差が出るケースが多いので、必ず複数業者の見積もりを比較しましょう。