停電で故障リスク

災害大国といわれる日本では落雷や停電への危機意識が急増しています。あなたの大切な家電やPCを故障から守るためにも、停電対策などはぜひとも押さえておきたいです。

この記事では落雷や停電がなぜ家電の故障に繋がるのかといった疑問を解決。今日からでもできる対策から、いざという時のデータ消失・故障を防げるおすすめアイテムを紹介します。

雷が落ちて家電が故障する危険性

雷が原因で家電が故障する原因は大きく分けて2つあります。

1つは「瞬時電圧低下」と呼ばれるものです。送電設備の進化により、落雷による長時間の停電は発生しづらくなっていますが、落雷から送電設備を守るために、わずかの間電力供給がストップしてしまいます。

生活家電がその影響を受けるケースは少ないですが、パソコンなどは急に強制終了すると、動作不良やデータ消失に繋がる危険性があります。

落雷が家電に影響を及ぼすもう1つのケースは、「雷サージ(かみなりサージ、らいサージ)」というものです。

雷サージとは、落雷の瞬間に異常な電圧が生まれ、強い電流(過電流)が流れる現象です。

発生した過電流は配管や電話線などを経由して、家電などの電子回路を破壊。故障やデータ消失を引き起こす恐れがあります。

落雷で故障

落雷対策

停電や雷サージから家電を守るには、以下の対策が有効です。雷注意報や雷鳴が確認できたら、ぜひ実行してみてください。

落雷時の対策
  • パソコンや家電の電源を切る
  • 感電対策としてゴム手袋などを装着する
  • 電源ケーブルやアンテナ、LANケーブル、アース線をそれぞれ電源から抜く。

家電の電源を切った状態でも雷サージの被害を受ける危険性があるため、ケーブルを外すところまで徹底しましょう。

見逃しがちですが、スマホやノートパソコンも、コンセントに繋いで充電していれば雷サージの被害を受けてしまいます。

スマホが故障した場合、修理業者への連絡や災害時の避難などにも影響を及ぼすため、優先して対処しましょう。

家中のコンセントを抜くのは面倒、手が回らないという場合は、通信・精密機械を優先するのが有効です。雷サージによる故障事例は、電気ストーブやドライヤーのような、単純な動作をしている機器ではほぼ発生していないからです。

停電から復旧するときの注意点

地震や台風、落雷、計画停電など、停電から復旧する場合も、雷サージ同様に過電流が発生。家電の故障やデータ消失に繋がります。

また、復旧時に突然家電が起動する恐れも。冷蔵庫や照明なら特に問題ありませんが、テレビやドライヤーが就寝中に起動すると、安眠妨害やパニックになる恐れがあります。

対策は落雷時と同じです。停電になったらいつ復旧しても良いよう、安全をきしてコンセントを抜いておきましょう。

停電におけるパソコンの対策方法

リモートワークが急速に普及している現代ですと、パソコンの故障やデータ消失は是が非でもない回避したいはずです。

まず、コンセントを抜くのは基本です。しかし、「シャットダウン」せずに突然コンセントを抜く行為もまた危険です。スリーブや休止状態ではなく、シャットダウンが確認できてから、コンセントを抜きましょう。

地震など今すぐに避難せざるを得ない場合は人命を優先すべきですが、台風や落雷、計画停電などは、あるていどシャットダウンする余裕があるかと思います。

また、時間に余裕があれば、バックアップを外部HDDやGoogleドライブなどのクラウドサービスにとっておくのも非常に有効です。

パソコンの復旧作業

ようやく停電から復旧すると、インターネットが繋がらないケースもあるでしょう。

パソコンは問題なく起動できる代わりに、インターネットに繋がらない場合は、ルーターなど無線LAN機器に問題がある可能性が高いです。

そういったさいはルーターやパソコンなど、周辺機器を再起動し、もう一度設定する必要があります。ネット回線を初めて接続したときと同じ流れで、マニュアルを確認しながら設定していきましょう。

停電に備えるおすすめアイテム4選

最後に、停電時に役立つ家電・パソコン関連のおすすめアイテムを4つ紹介します。

①モバイルバッテリー

現代ではスマートフォンが私たちの生命線であるため、バッテリーの確保は必須です。停電時は電源から充電できないため、モバイルバッテリーを用意しておきましょう。

選ぶポイントは以下の4つです。

  • 大容量(20,000mAh)
  • ソーラー充電可能
  • 携帯性に優れている
  • 急速充電に対応可能

大容量でソーラー充電可能なものでしたら、長期間保つため非常におすすめです。モバイルバッテリーは2,000~4,000円ていどで購入できるため、予備の分も含めて2つ以上あっても良いでしょう。

②雷ガードつきの電源タップ

落雷対策にはコンセントを外す以外にも、雷ガードつきの電源タップを導入するという手もあります。

雷ガードが施されたされた電源タップには、「バリスタ」という雷サージを吸収する素材が含まれており、侵入してくる過電流を機器の手前で吸収してくれます。

雷ガードには、最大どのていどの電圧に耐えられるか、「最大サージ電圧」が記されています。雷サージで発生する電圧は数千あたりが一般的ですが、まれに1万を超えることがあるため、最大サージ電圧1万以上のものを選びましょう。

③UPS(無停電電源装置)

パソコン本体や内部データを災害から守ってくれるのが、UPS(無停電電源装置)です。

停電などで電力供給が断たれた場合、パソコンはすぐさま強制終了してしまいますが、UPSと接続していることで、数十分間は電力が維持されます。

ただ、ここで注意したいのが、あくまでも一時的な点。UPSの役割は、電力が切れるまでの間にファイルを安全に保存し、シャットダウンするまでの時間を稼ぐことです。

停電が長引く場合でもパソコンを使いたい方は、「蓄電池」の導入を推奨します。

④蓄電池

蓄電池というと、個人が導入できるのか不安に思うでしょうが、実は年々価格が下落&性能が向上しており、一般家庭への導入事例も増えています。

蓄電池は家庭用と産業用があり、家庭用なら100万円前後で導入可能です。では、UPSと家庭用蓄電池ではどれほど電力供給量に差があるのか、500Wのパソコンと接続した場合で比較してみました。

UPS家庭用蓄電池(定置型)
価格(相場)1.5万円100万円
ワット数300W5kWh(5000W)
使用時間
(500WのPCのみ)
0.6時間10時間
大きさ◎ 省スペース
2Lのペットボトル1本分
△ 場所をとる
エアコン室外機より少し小さい
停電時シャットダウンまでの時間を稼げる蓄電池に切り替わるまでに、最低でも数秒かかる

価格は蓄電池の方が圧倒的に高いですが、それでも使える電力量には10倍以上もの大きな差があります。

実際に蓄電池を設置した場合、停電時は他の生活家電にも電力を供給するため、パソコンの使える時間は減ってしまうでしょうが、その分ほかの家電を使えます。

ただ、蓄電池の欠点として、UPSのようにシャットダウンまでの時間を稼ぐことはできず、電力供給が蓄電池に切り替わる一瞬の隙に電源が切れてしまいます。

UPSと蓄電池の違い

停電に備えたい方は、蓄電池とUPSの併用を推奨。UPSでシャットダウンする時間を押さえつつ、長時間の作業には蓄電池の電力を利用しましょう。

https://www.tainavi-battery.com/library/734/

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