
近年の自然災害や電力需給の変化を背景に、自宅で電気をつくり、ためて使う“自家消費型の暮らし”が現実的な選択肢になりつつあります。
その中で注目されているのが、太陽光発電と連携して効率よく電力を活用できる蓄電池です。
この記事ではデルタ電子の家庭用蓄電池について、特徴・口コミなどわかりやすく解説していきます。
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デルタ電子はどんな会社?グローバルに展開する電源機器のプロ
デルタ電子は台湾に本社を置くグローバル電源機器メーカーで、世界160以上の拠点を持つ多国籍企業です。日本では「デルタグループ」として知られ、産業用電源・冷却システム・通信インフラ機器など、さまざまな分野でエネルギーソリューションを提供しています。
とくに太陽光発電や電気自動車(EV)関連のパワーエレクトロニクス製品に強みを持ち、省エネ・省スペース設計を活かした製品開発に注力。日本国内でも家庭用・産業用を問わず、蓄電池やハイブリッド型の電源システムを展開しています。
海外メーカーの製品というとサポート面が気になる方もいるかもしれませんが、デルタ電子は日本国内にも法人・拠点があり、施工やアフター対応は国内基準でしっかり整えられています。
導入実績も全国に広がっており、信頼性という面でも安心感があります。
国際的な品質基準をクリアした製品ラインアップは、初めての蓄電池導入を考える家庭にとっても安心感のある選択肢といえるでしょう。
デルタ電子「SAVeR-H」シリーズの製品情報と特徴

デルタ電子の家庭用蓄電池「SAVeR-H」シリーズは、電気代の節約から停電対策までを1台でカバーできる、次世代型のハイブリッド蓄電システムです。
太陽光発電と連携することで発電した電気を無駄なく活かし、自家消費を最大化。
さらに、省スペース設計や自動切替の非常用電源機能など、日常使いにも災害時にも頼れる機能が詰まっています。
SAVeR-Hの基本スペックや特徴を解説します。
SAVeR-Hのスペック
デルタ電子の家庭用蓄電池「SAVeR-H」シリーズは、太陽光パネルとパワーコンディショナ、蓄電池ユニットを一体化したハイブリッド蓄電システムです。
電気を「つくる・ためる・使う・売る・買う」といった一連の流れを、この1台でスムーズに管理できます。
商品・シリーズ名 | SAVeR-H |
写真 | ![]() |
型番(品番) | BX_6.0 |
発売日 | 2018年 |
容量 | 6.0kWh |
設置場所 | 屋内/屋外(IP55) |
質量 | 75kg |
寸法 | 552 × 596 × 200 mm |
SAVeR-Hではユニットの数によって容量が異なる2つの構成が用意されています。太陽光パネルと連携するハイブリッド構成で、電力の自家消費を効率的にサポートしてくれます。
パッケージ名 | 構成内容 | 容量(実効) | こんな方におすすめ |
---|---|---|---|
ES6JB1 | 蓄電池ユニット×1台 | 約5.6kWh | 電気使用量が少なめのご家庭や、コンパクトに導入したい方 |
ES6JB2 | 蓄電池ユニット×2台 | 約11.2kWh | 電気使用量が多い家庭や、災害時に備えてたっぷり蓄えておきたい方 |
夫婦2人暮らしなら5.6kWh、子育て世帯や在宅勤務の家庭なら11.2kWhなど、家庭の電力使用量に応じて選べそうですね!
塩害地域にも対応できる高耐食性能など耐久性にも優れており、海岸近くでもパワコンや蓄電池ユニットを屋外に設置したい人にもおすすめです。
太陽光と連携できるハイブリッド型蓄電システム
デルタ電子の「SAVeR-H」シリーズは、太陽光発電と蓄電池が一体化したハイブリッド型の蓄電システムです。発電・蓄電・売電・給電・充電の5つの役割を1台でこなし、家庭の電力使用を効率よく最適化できます。
注目すべきは、選べる運転モードの柔軟性。SAVeR-Hには便利な2種類のモードがあります。
自家消費優先モード昼間の太陽光発電による電力を優先的に蓄電池に充電し、夜間に使用。電力会社からの購入電力を削減するモード
売電モード発電した電力をできるだけ売電に回すモード。固定価格買取制度(FIT)利用中など、売電収入を最大化したい人向け。
使用スタイルや契約プランに応じて、最適なモードを選択できる点が、SAVeR-Hシリーズの大きな魅力です。
シンプル設計&コンパクトサイズで設置しやすい

SAVeR-Hシリーズは、軽量かつコンパクトな設計が特徴です。省スペースでも無理なく導入できるサイズ感に加え、屋外設置にも対応しているため、設置場所に困りにくいのが嬉しいポイントです。
本体とパワーコンディショナを分離した「分離型システム」を採用しているため、建物の構造や導線に合わせてフレキシブルな配置が可能。後付けで設置する場合でも、柔軟に対応しやすいです。
初めて家庭用蓄電池を導入する方や、スペースに制約のある住環境でも選びやすい製品といえるでしょう。
停電時にも安心のバックアップ機能を搭載
デルタ電子の蓄電システムは、停電を感知すると自動で自立運転に切り替わります。
一般的な太陽光発電では、停電時に自立運転への切り替えを手動で行う必要がありますが、非常時には操作方法を忘れてしまったり、混乱して対応が遅れたりすることも。
実際に、過去の大規模な災害で停電になった際には、自立運転に切り替えできなかった家庭が多数あったという報告もあります。
SAVeR-Hは停電が起こっても自動で給電を開始してくれるため、いざという時にも慌てることなく電力を確保できます。
高層マンションや海岸近くの住宅では、停電時の電力確保がライフラインに直結します。SAVeR-Hは屋外設置や塩害対応も可能なため、そうした立地にも安心です。
冷蔵庫や照明、スマホの充電など、最低限の生活インフラを維持できるのは大きなメリットですね。
さらに、太陽光で発電した電力を直流のまま効率よく蓄電できる構造も特徴のひとつ。電力変換によるロスが少なく、非常時でも無駄なく電気を活かせます。
システムの動作状況はパワーモニターで可視化され、稼働状況をひと目で確認できるのも安心です。
デルタ電子の蓄電池はこんな人におすすめ
太陽光発電と合わせて蓄電池を導入したい方、省スペースで設置したい方には、デルタ電子のSAVeR-Hシリーズがぴったりです。
太陽光・パワコン・蓄電池をまとめて1台で使いたい
自家消費と売電を切り替えながら効率よく電気を使いたい
屋外や海沿いでも安心して設置できるものを探している
SAVeR-Hシリーズは、太陽光発電と蓄電池を連携させて家庭のエネルギーを一括管理できるハイブリッド型。複数の機器を別々に設置する必要がなく、すっきりとした構成で導入がスムーズです。
また、電力の使い方に応じて「自家消費優先」と「売電優先」をモード切り替えできるため、節電を重視する方にも、売電収入を重視する方にもフィットします。
屋外設置や塩害対策にも対応しており、沿岸部など環境条件が厳しい場所でも長く使える耐久性の高さも魅力です。
実際に設置を検討する段階になると、自分の家に設置できるのか、費用はどのくらいかかるのかといった不安がありますよね。そんなときは、タイナビ蓄電池の無料一括見積もりを活用するのがおすすめです!
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デルタ電子の蓄電池導入には補助金制度を活用しよう
蓄電池は国の補助金に加えて、各自治体による独自の支援制度を活用することもお得に導入するコツです。
たとえば東京都では、2025年度もデルタ電子「SAVeR-H」シリーズのような家庭用蓄電池への補助が実施されており、コストを抑えながら導入できるチャンスです!
以下は、2025年度(令和7年度)の最新情報をもとにした東京都の補助金概要です。
申請期間2025年5月中旬 ~ 2026年3月31日(予定)
補助金額蓄電池の新規設置(太陽光パネルと同時設置):12万円 / 1kWh
蓄電池ユニットの増設:8万円 / 1kWh
デマンドレスポンス(DR)参加補助:10万円(定額)
主な要件東京都内の住宅に設置する未使用品の蓄電池であること
太陽光発電の新規導入と同時設置、または既存システムへの増設であること
指定機器登録制度(例:SII)に登録された製品であること
2025年度の補助金制度は「DR補助金(10万円)」など新たな支援も加わり、さらにお得に導入できる可能性が広がっています。
デルタ電子の蓄電池「SAVeR-H」シリーズを補助金を活用して導入したい方は、今後の最新情報にも注目してください。
こちらの記事では補助金制度について詳しく解説しています。
デルタ電子の蓄電池のメリット・デメリット
蓄電・売電・給電・充電など、1台で5つの役割をこなすデルタ電子の蓄電池は、家庭の電力を効率よくマネジメントできるスマートな蓄電システムです。
ここでは、導入前にチェックしておきたいメリットとデメリットを整理します。
メリット | デメリット |
---|---|
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|
メリットは価格の手頃さと省スペース設計
デルタ電子の蓄電池は、コストパフォーマンスに優れたモデルとして人気です。
海外メーカーならではの価格設定に加え、必要な機器があらかじめセット化されており、複雑な機器選定や追加購入の手間が少なく、初めての方でも導入しやすい構成です。
コンパクトかつ軽量な設計で、省スペースでも設置しやすいのも大きなメリットです。屋外設置や塩害地域対応など、日本の住宅事情にもフィットする工夫が施されています。
難しい機器選びに悩まなくていいのは安心ですね!
デメリットは国内メーカーに比べてサポート面が不安?
デルタ電子の蓄電池は日本国内でも多くの導入実績がありますが、購入や設置は代理店や施工業者を通じて行うのが一般的です。
国内メーカーに比べると、サポート体制に不安があると感じる方もいるかもしれません。
また、SAVeR-Hは太陽光発電と組み合わせて使う前提のシステムなので、蓄電池単体では使えないという点にも注意が必要です。
価格がオープンで相場が分かりにくいという声もありますが、これは販売店によって工事費用や補助金適用が異なるためです。
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デルタ電子の蓄電池の口コミ・評判
導入を検討するうえで気になるのが、実際に使っている人の評判ですよね。
ここではデルタ電子の蓄電池に関する口コミをご紹介します。
・停電したとき、自動で電気がついたのには助けられました。災害対策として入れてよかったと思います。
・太陽光とセットで導入しましたが、昼間は発電してためて、夜に使えるのがすごく実感できます。節電の意識が変わりました!
・設置場所が海に近いので、塩害対応しているこのメーカーを選びました。
停電時の自動切替や自家消費運用に対する満足感が多く寄せられており、「非常時にも頼れる」「電気の使い方が変わった」という前向きな意見が多いです。
屋外設置可能・塩害地域対応・省スペースといった、日本の住環境に配慮された設計も高評価につながっているようです!
導入にあたって不安がある方は、まずはメーカー選びや価格などを比較しながら決めるのがおすすめです。
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デルタ電子の蓄電池は比較して選ぶのがおすすめ!
デルタ電子の蓄電池は、災害時のバックアップ電源としての安心感や、省スペース設計、塩害対応など、日本の住宅にも適した魅力が多数あります。
ただし導入価格は販売店によって差があるため、後悔のない選択をするには、複数社の見積もりを比較することが不可欠です。
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